・・・ここは、kimkazが日本最大の釣具メーカー｢ダイワ精工」を勝手に応援するページであります・・・
人は勝手なものであります。特に消費者はもっと勝手なものであります。
たとえば、ここにちょっと素適な飲み屋さんを見つけたとしましょう。
お店の雰囲気は良いし、女将さんは綺麗で、よく気がついて。手作りの料理もなかなかのものだし、お酒も良い吟醸酒がおいています。値段はそんなに安いわけじゃないけれど高いわけでもありません。ちょっとはずれに在るからか、他のお客さんもあまりいないので何時行っても席が空いています。
そんなお店があったら、ずっといつまでも在って欲しいですよね。
でも、お店の人はもう少しお金をもうけて大きなお店にしたいと思っているかもしれませんし、これは良いお店だと思うと、きっと他のお客さんもそう思うから、そのうち混んできていつも席が空いているわけでもなくなるし。
かといって、いつ行ってもガラすきのお店だと、そのうちつぶれてしまいそうだし・・・
まぁ、お店のほうもほどほどのところでやっててほしいなぁ～、などと勝手な希望を抱いてしまうのであります。
小生は、そんな感じをDAIWA精工に抱いておりました。
ところが、ある日そんな素適な小料理屋さんが何を思ったか、和食だけでなく西洋料理やワインまでメニューに載せだしたのであります。そしてさらに調子に乗って広大なワイン畑まで買ってしまいました。「これからは土地の値段も上がるからワイン畑を買って一石二鳥だー！」と言ったか言わなかったはしりませんが、大借金をして畑を買ったけれど、景気が悪くなってワインは売れない、畑の値段は下がるでとうとう畑も売り飛ばしてしまい残ったのは借金だけ、となりました。
このままではもとの小料理屋さんもやっていけないのでレトルト食品だけのファミレスにするか、商売代えをして、なくなってしまうかも知れません・・・・
と、小生はとっても心配しているのであります。(ゴルフじょうなんてやめとけ～いうたやろ～！！）
だから、がんばれ！だいわせいこー！なのであります。
【決算】3月 【設立】1945.12 【上場】1970.10 【特色】釣具は竿･リールから餌まで扱い世界トップ。ゴルフ･テニスなど総合ｽﾎﾟｰﾂメーカー指向 【連結事業】スポーツ用品関連事業97スポーツ施設運営事業2、他1 【海外】16
【本社】203-8511東京都東久留米市前沢３－１４－１６ ℡0424-75-2111
【工場】本社、栃木
| 【業績】(百万円） | 売上 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 一株益(円） | 一株配(円） | 一株営業CF | 一株株主資本 |
| 連99.3 | 68,791 | 5,209 | 3,066 | 1,570 | 16.4 | 6 | - | 280 |
| 連00.3 | 62,284 | 1,761 | ▲342 | ▲8,013 | ▲84.1 | 0 | 12.6 | 210 |
| 連01.3 | 53,512 | 515 | ▲955 | ▲3,519 | ▲36.9 | 0 | ▲1.6 | 147 |
| 連02.3予 | 52,400 | 2,300 | 1,100 | ▲1,350 | ▲14.2 | 0 | - | - |
| 連03.3予 | 53,000 | 2,500 | 1,300 | 300 | 3.1 | 0 | - | - |
ダイワ精工株価チャート
【増額】釣具､非釣具とも低調。米国で釣具大口販売あるも減収幅拡大。ただ人件費削減、工場統廃合が奏効し営業益増額。株評価､ゴルフ場評価、特別退職金特損で最終赤字。02年度も市場急回復難しいがリストラ寄与し純益黒字化。単体繰り損なし。
【C F】営業キャッシュフローは売上債権回収と在庫削減で増加。コスト削減で生産の海外シフト促進。投資は当面金型等のみに抑制。
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【発行済み株式数】95,329千株 |
【株主】単１２，４６９名 住友生命保険 ４５７(4.7%) 丸紅 ４５５(4.7%) 富士銀行 ４２９(4.5%） 三井住友銀行 ４２９(4.5%） あさひ銀行 ３９９(4.1%) 日本生命保険 ３５２(3.6%) 伊藤忠商事 ３２９(3.4%) 日本興業銀行 ２９６(3.1%) 松井善侑 ２３７(2.4%) 大和銀行 ２１４(2.2%) |
〈外国〉 1.2% 〈投信〉 0.6% 〈浮動株〉36.2% 〈特定株〉38.6% 【役員】 (会）松井善侑 (社）小島忠雄 (常）上原正之 (取）小西清隆 森泉正勝 川合浩 中西明 大野實夫 (常監）松井宏司 (監）井上侯尉 曽宮伸治 森上護 【連結】 ワールド・スポーツ、フィッシング・ワールド |
以上は、2002年2月3日現在のダイワ精工(株）の決算短信ならびに東洋経済社の会社四季報からの抜粋です。
これらの数字から少し考えてみたいと思います。
2002年2月1日 ダイワ精工（７９９０）の株価は74円でありました。
ダイワ精工は89年に1180円の高値をつけて以来、一貫してその株価は下落基調にあります。もっとも日経平均（まぁ、日本を代表する会社の株式の平均値みたいなもんです。）も下げ続けていますので下げ基調そのものは、そんなにおかしなことでもないのです。が、日経平均は高値から約1/4の水準にあります。しかし、ダイワ精工の株価は約1/16、しかも心理的信用不安水準の１００円を下回る水準で、ここ３ヶ月ほど株価は推移しています。はたして、この株価は異常に割安な水準なんでしょうか？ それとも妥当な水準なんでしょうか？ それとも・・・・
とにかく、ゴルフ場に手を出した責任者(大元もですよ！）に責任を取らして、いくらカーボン加工技術があるからといってもゴルフクラブなんぞさっぱりやめて、釣具一本に絞るべきです。
でないと、シマノには勝てないぞー！すってんてんに負けてつぶれるぞ～！ 釣具業界のサンツアー(かつての自転車部品やさんです。）になってしまうど～～！
あと、ここの大株主ってきわどい会社が多いなぁ。もっとどっしりしたとこだったら安心なのにね。
とにかく、ぐわんばれだいわせいこー！ハートランドをなくすなよ～！であります。
